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こんにちは、ピストンです。



回復期リハビリテーション病棟で働く


看護師やリハスタッフに役立つ本のご紹介です。


「疾患ごとの看護実践がみえる:回復期リハディジーズ」
という本です。


どのような方におススメかと言うと、



■ 日々の患者さんとどう関わったら良くなるのかが分からない看護師さん。

■ 回復期リハビリテーションでの看護のしかたがまだピンと来ていない看護師さん。

■ まだまだ回復期リハビリテーション看護の新人看護師さん。

■ 今後回復期リハビリテーション病棟で働きたい看護師さん。



こうした方に特におススメします。


「なぜこの本がおすすめなのか?」について述べていきます。



回復期リハディジーズ: 疾患ごとの看護実践がみえる

回復期リハディジーズ: 疾患ごとの看護実践がみえる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研メディカル秀潤社
  • 発売日: 2015/09/24
  • メディア: 単行本



◆ 回復期リハビリテーション病棟で担当する

疾患の多くが取り上げられている



回復期リハビリテーション病棟には


脳疾患系や運動器系の疾患以外に、肺炎後廃用症候群や


パーキンソン病、下肢切断、など


さまざまな疾患の患者さんが入院してきます。


どこの回復期病院でも、脳疾患系と運動器系(整形外科系)が


2大グループでしょうが、近年では廃用症候群の方も多くなっています。


この本ではこうしたよく出会う疾患だけでなく、


頻度の低い疾患もきちんと書かれています。


あまり出会わない疾患に限って、


先輩から質問攻めされて困ったことはないですか?


担当頻度が低い疾患は本を手に取っても載っていなかったり、


内容が薄すぎて役に立たなかったり、


勉強しようにも困った経験がありますよね。


この本はそうした心配がいりません。


この一冊で回復期リハビリテーションの疾患はほぼ網羅されています。



◆ 急性期ではどのようなことをしたのかがわかる



僕のように以前急性期病院で働いた経験があれば


急性期のイメージがつきますが、


看護師になって回復期リハビリテーションしか経験がない看護師さんは、


目の前の患者さんが前の病院でどれくらいつらい治療をしてきたのか、


数々の乗り越えないといけない山を乗り越えてきたのかが


ピンとこないことがあります。


こういう治療を行った結果良くなったのでリハビリ病院に転院してきた


ということが分かれば、僕たちは目の前の患者さんのことをイメージ


しやすくなります。


現在は継続看護、連携が大切な時代です。


「急性期のことはわかんなーい」ではなく、


ある程度は急性期のことも知っておいて損はありません。


むしろ知っておくべきです。


病気は今も繋がっているのです。


目の前の患者さんは今も闘病中なのです。


この本は「回復期」と言っていますが


そのへんのことはよく分かっていて、


急性期での治療などを簡潔に分かりやすく載せてくれています。


急性期のことを理解できれば、


回復期でどのようなことをすべきかを考え付きやすくなります。



◆ 回復期リハビリテーション病棟に

入院してから退院までを経過を追って解説



回復期に入院してからの患者さんの看護を


三段階に分けて話を展開しています。


「入院時」「入院中期」「退院時」


と段階ごとに分かりやすく解説しています。


回復期は入院期間が非常に長い。6ヶ月間も入院する場合もあります。


入院初期と退院時では患者さんのできる能力は違います。


つまりリハビリテーションの進み具合によって看護は変わっていきます。


こういう入院期間中の看護を


段階的に丁寧に解説している本は、他に知りません。


この本ではこうした当たり前のことをきちんと書かれており、


しかも読みやすい構成になっています。


こうしたところも好感が持てます。



◆ 観察ポイントや看護計画まで教えてくれる



疾患によって、個人によって出てくる症状は違います。


また症状が分かっていても


それをどう看護に結び付けたらいいのか分からないことがあれば、


この観察ポイントと看護計画を読めばよい参考になります。


自分の受け持ち患者さんのどこを観察したらいいのか、


先輩看護師にハッと気づきを与えることができるくらい


鋭い観察項目も記載されています。


看護計画も参考に載っています。


他の本には載っていない的確な観察項目が載っていたりするので、


僕も勉強になっています。


僕からのアドバイスですが


こうした観察項目を勉強して自分のものにすることで、


看護師としてのレベルアップが期待できます。



◆ 解説が熱い、濃い。よくわかる。

「移乗」だけで19ページもある!




たとえば「失語」患者さんの


コミュニケーションに困ったことはないでしょうか?


どうやって患者さんの思いや気持ちを分かることができるのか、


難しいことがありますよね。


職場復帰のことも書いてあり、


失語症の患者さんの問題について


こうした細やかな記述は読めば為になりますし、


僕たち現場で働く看護師としては本当にありがたいです。


回復期に必要なことが分かりやすく書いてあります。


なにより回復期リハビリテーション看護に


とても熱い想いが感じられる内容です。


「移乗」の項目だけで19ページもあります。


これはボリュームがあって読むのがしんどいという意味ではありません。


すごく丁寧に、「えっ、そこまで教えてくれるの⁈」


というくらい親切という意味です。


写真も使って読者も理解しやすい。


「移乗」ひとつをとっても、「ポータブルトイレ」「入浴時」など生活の


さまざまなパターンの移乗が紹介されています。


苦手な人はこれでほとんどの生活パターンで


移乗のやり方が理解できるでしょう。




もうベテランで「なんでも私に聞け」


という方にはこの本は必要ないかもしれません。


しかし、僕みたいに中堅でまだまだ成長したい、後輩に教える立場にある、


もっと自信を持って日々の看護をしたいという方にはおススメです。


回復期リハビリテーションで働いているけど、いまいち看護が分からない。


もっとやりがいを持って仕事がしたい、


早く一人前にリハビリテーション看護ができるようになりたいと


思っている看護師さんには非常に強い味方になってくれる本でしょう。


現在、回復期リハビリテーションで働いている方のみならず、


今後回復期リハビリテーションに転職したいと考えている看護師さんも


ぜひ手元に置いて読んでみてください。

回復期リハディジーズ: 疾患ごとの看護実践がみえる

回復期リハディジーズ: 疾患ごとの看護実践がみえる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学研メディカル秀潤社
  • 発売日: 2015/09/24
  • メディア: 単行本

それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。


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