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においの科学ということで、前号では「においを感じる仕組み」についてお話をしました。

今回は「においでがんが分かる」と言うお話です。

これってすごいことですよね!


でもその前に、ちょっとだけ嗅覚についてです。





◆ 嗅覚は特定のものを感知するセンサーでもある。
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嗅覚は多くの動物にとって、生きていく上で重要な役割を果たしています。

においが嗅覚に達すると、それが何であるのかを認知させるとともに、「快」や「不快」という情報や過去の記憶を参考に、生きるための必要な行動をもらたします。

「危険なにおい」という言葉がありますが、「あっ!これは危ない!」と危険なにおい察知すると逃げるという行動があとに付いてきます。

またフェロモンのにおいを感じて性行動を起こすこともあります。

多くの動物はこのにおいが一体何のにおいなのかを瞬時に認識することができます。

単ににおいが分かるというだけでなく、「この匂いは〇〇だ」という認識する能力も同時にあります。


◆ がんはにおいで分かる。

がん患者には独特のにおいがあるということは、昔から知られていました。

最近は、線虫(せんちゅう)を使った研究があります。

この線虫。線虫動物門に属する動物の総称で、細長い糸のような形をしています。がん研究に使われる線虫は、「C.エレガンス」という種です。すべてのDNA配列が早くから分かっており、研究に使われます。


線虫は体長が1㎜程度の小さな生き物ですが、嗅覚受容体をヒトの3~4倍、犬の1.5倍を持っています。

そして、特定のにおいを判別し、近づいていくという習性があります。

こうした線虫の修正を利用して、線虫はガン患者の尿に寄っていき、健康な人の尿からは逃げていくことが分かりました。

この識別法は驚くべきことに、早期のがんでも、約90%の確率でがんと識別できました。

現在はこの方法の実用化の研究がすすめられています。



いかがでしたか?

単に嗅覚といっても、とても奥深いのですね。

線虫を使ったがんの識別法は、はやく実用化ができればいいですね。



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

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