pc_or_212-090_350A.jpg


看護師間でよく言われるのは「急性期は超しんどい。慢性期は楽」という話です。

看護師ならこのような話は聞いたことがあると思います。

私は両方の経験がありますが、確かに急性期は超忙しいです。極端なことをいうと「ずっと走り回っていた」思い出があります。もうバタバタです。

そして慢性期ですが、今は回復期リハビリテーション病棟で勤務して思うのは、慢性期も忙しいということです。

でもその忙しさの内容は違います。

結局のところ、たいていどこも忙しいということです。ではどうして「慢性期は楽」ということがまるで都市伝説のように看護師間で語り継がれているのでしょうか。




◆ 急性期にいると慢性期がどうしたって「楽」にみえる。

急性期は救急車が来ます。病院によっては、もうひっきりなしに来ます。救急車で来るほどの患者は、その後入院になります。この入院の業務がとても時間がかかり大変なのです。患者さんも大変ですが、裏で看護師も超バタバタで大変です。

オペ、検査、処置、医師の指示をもらう、など走り回ります。

夜も救急車がよく来ます。

夜間の入院受けはスタッフが少ない分負担も大きい。

いくら若い看護師が多いといっても、もうかんべんしてーと言いたくなるほどです。


こんな日々を送っていると、「ああー、こんな超忙しい急性期はもう体がもたん…」と思うのは自然のことです。

急性期病院にいたとき、私の同期の看護師も「もう次は絶対急性期はやらん!」と言っていたほどです。


慢性期は夜間の入院は基本的にありません。

入院は事前に急性期から連絡打ち合わせがあって日時が分かっています。

基本的に手術もなく、検査もレントゲンやCT,採血がメインで急性期のような高度な検査はしません。

入院期間も数か月と長く、急性期のようにすぐ退院準備でサマリーを書かないといけないこともありません。

こうしたことを考えると、急性期にいる看護師たちは、慢性期をパラダイスのように思い巡らすのです。


もちろん人には向き不向きがありますから、急性期がちょっと苦手だなあと思う看護師は、とくにそう思うのでしょう。


◆ 病棟の種類によって忙しさの種類は変ります。

ナース3 イメージ.jpg


一方、慢性期ではどうでしょうか。

実は楽ではありません。忙しいのです。

なんといってもナースコールの多さは急性期の比ではありません。

回復期リハビリテーション病棟では、病態はある程度治まっているので点滴とかもほとんどありません。

「もっと動けるようになりたい」「できることを増やしたい」と「動く」ことが主体になります。

当然ベッドの上でじっとしていない患者さんが多いがマヒなどで自分一人では上手く動けないからナースコールを押されます。

入院している年代は70代、80代、90代の高齢者が多いですから、認知機能の低下から、ナースコールを押すということが定着しないことが多々あります。一人で立つと絶対転倒するという高齢患者さんでナースコールを押してくれない方だと、背中にセンサーマットを敷いて起き上がるとメロディが鳴るようにします。

そうすると、そんな患者さんが多いからあちこちで「ピーロロピー♪」とメロディセンサーが鳴り響き看護師が駆けつけます。

高齢になると頻尿にもなりやすい。さっきトイレに行ったばかりなのに、ものの10分も経たないうちにまた立ち上がってトイレに行こうとされます。

「さっき行きましたよ」と言っても無駄です。

頻回なナースコール、頻回なセンサー音。

回復期は生活動作を再獲得することが目的ですから、急性期のようにベッド上ですべてを行うことはしません。排泄がしたくなればトイレに行きます。一人で行けないのなら看護師が介助します。

これが終日頻回です。

急性期から回復期に来て最初に驚いたことの一つは、ナースコールの多さです。

患者さんは1回だけのつもりかもしれませんが、あちこちの患者が鳴らすので受けているこっちは対応が難しくなるほどです。

本当に困っているのなら話は別ですが、まったく急ぎでもなく自分でできるにもかかわらず些細な事でナースコールを押す患者さんは困りものです。私よりもはるかに年配でみんなの見本となるべき年齢の方がこれを分かっていないのは本当に残念です。しっかりした頭の方ですよ。


これだけではありませんが、実は回復期でも大変です。

仕事というのはそれぞれの持ち場でしか分からない忙しさがあります。


◆ 同じ忙しいのなら、自分が納得できる場所で働こう。

kangoshi2.jpg


結局自分に合うか合わないか、とうことです。

隣の芝は青く見えるのです。

看護師歴も長くなってくるとよく思います。

看護師の職場はたくさんあります。どこでも働くことができます。

自分にとって心地いい職場は自分がよく知っています。輝ける舞台を探すことができれば、先の職場でうだつが上がらなくても輝けます。


急性期のような種類のバタバタが嫌なら、慢性期を考えてもいいと思います。

慢性期には慢性期の忙しさがありますが、その忙しさなら自分は耐えられる大丈夫というのなら転職するのもありでしょう。

でも楽な仕事はない、ということは覚えておきましょう。



それでは最後まで読んでくださってありがとうございました。

<スポンサードリンク>





マイナビ看護師転職のサポート。新規登録無料!⇩⇩




誰にも知られず性病検査ができます。検査キットも多数。男女OK。結果迅速⇩⇩




無呼吸症候群・イビキの人が支持する横向き寝枕【YOKONE3】(ヨコネ3)首ストレッチ付⇩⇩



タグ